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◆取得以前   ◆取得準備の実務   ◆適用範囲・環境方針の実務   ◆計画の実務

◆実施及び運用の実務   ◆点検の実務   ◆マネジメントレビューのポイント
計画の実務  


(3)環境目標の設定
@環境目標は、環境目的の達成実行手段

 3年から5年後を到達点とする環境目的の設定後、次は、実行可能性を考慮しながら環境目標を策定します。環境目標は、環境目的を単年度に置き直し、具体的な戦術レベルの施策に展開して設定していきます。つまり、環境目標は環境目的の達成実行手段であるといえます。また、環境目標は、部門別・月別にそれぞれ展開して作成していきます。

A各部門での環境目標の設定
 各部門では、設定された環境目的を達成するために、どのような施策をとるかを検討します。その際、たとえば、KJ法などの手法を応用して、部門全体で討議すると効果的です。(KJ法のダウンロードサービス情報はこちらからどうぞ)
 アイデアを多く出し、全員で議論することにより、思わぬ閃きが得られることもありますし、何よりも全員参加で環境マネジメントシステムを構築しているのだ、という意識づけにもなります。

 各部門において設定された環境目標は、経営層によるチェックを受け、正式な環境目的として設定されることになります。環境目的同様、各部門の設定に経営層として意見がある場合は、部門長へのヒアリングを実施し、調整を行います。ただし、環境目的と違い環境目標は実行手段ですので、基本的には各部門長の意思決定意に委ねたほうがよいと思います。

KJ法を応用した環境目標の設定方法


(4)実施計画の設定
 環境目標の設定終了後は、その実施計画を策定します。実施計画には、@組織の関連する部門及び階層における、目的及び目標を達成するための責任の明示(4.3.3 a)、A目的及び目標を達成するための手段及び日程(4.3.3b)、を含むことが要求されています。

  実施計画は、環境マネジメントシステムを運用していく際の地図の役割を果たすべきものですから、可能な限り詳細に作成したほうが効果的です。実施計画通りに進行していないときに、自分たちが今どのあたりまで来ているのか、遅れを挽回するためには何が必要なのか、を判断するための材料となるレベルのものを目指しましょう。そのためには、ISO14001:2004規格が要求する「目的及び目標を達成するための手段」を綿密に検討・記載するとよいと思います。時間がかかるようにみえますが、環境目標の設定のときに、環境方針・環境目的との整合性、実現可能性、優先性、などの視点からきちんと検討をしていれば、その結果をまとめていく過程で自然と「目的及び目標を達成するための手段」が浮かんでくるはずです。

 
フォーマットとしては、下表のようにまとめるとよいでしょう。

環境目的・目標実施計画記載例
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